令和5年予算特別委員会|3月23日
区長の議会答弁
スタートアップ育成
DX
デジタル行政
児童虐待
区長の議会答弁
区長の議会答弁について、区の現状や事業の進捗、施策の実効性を検証し、課題の明確化と具体的な改善策の実施を求めました。
スタートアップ育成
スタートアップ育成について、区の現状や事業の進捗、施策の実効性を検証し、課題の明確化と具体的な改善策の実施を求めました。
窓口改善・DX
デジタル施策が個別最適に陥っている課題を指摘し、区民接点と庁内業務を一体的に改善するDXの推進を求めました。
児童虐待
児童虐待について、区の現状や事業の進捗、施策の実効性を検証し、課題の明確化と具体的な改善策の実施を求めました。
質問全文
令和 5年 3月 予算特別委員会-03月23日-08号
◆おぎのけんじ 委員 保坂区長は、以前、国会議員でいらっしゃった頃に、国会の質問王という異名を取られていたと聞いたんですけれども、そうなんでしょうか、伺います。
◎保坂 区長 質問回数、国会はやはり会派別ですので、三十人委員の中で一人しかいないと、毎回、法案審議や委員会開催日に必ず質問すると。それから、年配議員が多かったので掛け持ちということが多かったので、そういう名前をメディアで言われました。
◆おぎのけんじ 委員 では、自称ではないということですね。世田谷の質問王が誰なのか私は知りませんけれども――自称はいるか。個人的には、回数よりも中身だとか質のほうが大事じゃないかなと思いますし、こういう予算特別委員会の場も、我々議員としての職責を果たす極めて重要な場だと思っておりますので、議場だけの質問回数を捉まえて、あたかも何もしていないかのように喧伝されることは、我が会派として極めて心外であるということを、この場を借りて申し述べておきたいと思います。
質問に入らせていただきます。
まず、スタートアップ支援について幾つか伺いたいと思いますが、私の個人的な保坂区長への印象というか偏見かもしれませんけれども、ベンチャーとかスタートアップとか、あるいは投資とか競争という、そういうがつがつしたものがあまりお好きではないようなイメージを勝手ながら抱いているんですけれども、ちょっと率直にお聞きしたいんですが、区長が大好きなツイッター、ありますね。最近、テスラのイーロン・マスク氏が買収しましたけれども、ああいう人物というのは、保坂区長にはどう映っていらっしゃるのか伺います。
◎保坂 区長 事業家としても短い時間でテスラのEV車であるとかASAシステム、ウクライナでも大きな判断をしましたけれども、大変優れた人物だと思う反面、ツイッターの様々な運営の仕方などの考え方はかなり荒っぽいなというふうにも思います。評価もあり、ちょっとここはどうかなという点もあります。
◆おぎのけんじ 委員 評価はいろいろだと思います。私は、好きか嫌いかで言えば好きなタイプでございまして、ああいうベンチャーというか、スタートアップというか、小さいところから起こして短期間で世界規模の会社になっていくというところは、私も非常に評価してしかるべきかなと思っております。今、岸田首相も、肝煎り政策と言っていいかもしれませんけれども、スタートアップ育成について、かなり頻繁に言及をされております。隣の渋谷区がシブヤスタートアップス株式会社というのを先月つくりましたよね。これは、枕言葉でグローバルスタートアップ育成機関シブヤスタートアップスとなっているんですよ。見ているところが最初からグローバルなわけですね。
池尻中跡地での事業が今後仕切り直しで始まるわけですけれども、以前、ものづくり学校の事業を熊本区政の負の遺産だとおっしゃる方がいまして、だから保坂区長は悪くないとでも言いたいのかもしれませんが、私は全然違うと思います。確かに熊本区政から始まった事業ではあると思いますけれども、保坂区長になってからのほうが事業期間として長いわけですし、保坂区長自身が負の遺産だと思っていれば、幾らでもやめるチャンスはあったと思うんですよね。でもしてこなかったと。むしろ、ゾンビ事業のごとくいたずらに延ばしてきたのが保坂区長だと私は思っていますし、区長がもし替わったら、それこそ保坂区政は負の遺産ということで、真っ先に切るべきかどうかテーブルに乗せる事業だなというふうに思っております。
とりあえず仕切り直すわけですけれども、起業・創業支援と言いながら、募集要項の中に投資というワードですとか、あるいはエグジットだとか、それこそグローバルというワードが出てこないんですよね。ここは悪い意味で世田谷区っぽいというか、保坂区長っぽいなというふうに私は思うんですけれども、保坂区長は、この世田谷から世界に飛び出す企業、もっといえばユニコーンのようなスタートアップを育成したいというお考え、お気持ちがあるのかどうか、お聞かせください。
◎保坂 区長 その要項も含めて、池尻中学跡地の新施設のコンセプトは、地域経済の持続可能な発展条例で議論され、また、今会議も始まりましたけれども、世田谷区にとってのいわゆる地域経済の活性化というのは何かと。新しい事業分野、チャレンジャーをプラットフォームに迎え入れて、大きな広がりをつくっていく拠点として位置づけているというふうに思っております。
新たな産業活性化の拠点事業においても、成長を支援する専門人材の配置や伴走型支援の支援プログラム、ベンチャーキャピタルや金融機関との連携、資金面のサポート、多分、大きく世界、グローバルに向けてユニコーンになるところを一社育てようというよりは、無数のというか、多くの地域に貢献し、社会の安定や至らぬ点をカバーしていくような、社会的事業も含めたすばらしいチャレンジャーをたくさん育てていきたいというのが私の気持ちです。
そういった中で、ビジネスの概念も大分変わってきますので、世界に飛躍していくようなユニコーンが生まれていくことは非常に歓迎するところであります。そこを別に排除して運営しようとは考えていません。
◆おぎのけんじ 委員 結果的にユニコーンになるかならないかというよりは、やっぱりユニコーンにしていくんだということのほうが、スタートアップ業界というところでは作法的なものだと思いますので、そこはやっぱり意識していただかないと、私はまずいなと思いますので、その意味で、ものづくり学校の延長線上でもボーナストラックの二番煎じでも私は駄目だと思います。
私がお願いしたいのは、先ほど菅沼委員からもありましたけれども、あれだけの資産を使ってやる事業であれば、なおのこと小さくまとまらずに、世田谷から世界に飛び出す企業を一社でも多くつくり出していくんだという気概を持ってやってほしいということなんですよ。
ちょっとこの際言わせていただきますけれども、区内に楽天がありますよね。これまで、楽天と行政の絡みというのは、ワクチン接種で大量に頑張っていただいたということだけのような気がしていまして、官民連携の文脈で、やっぱり何でもっといろいろやろうとしないのかと、これが不思議でならないわけです。あと、渋谷区と一緒にシブヤスタートアップスというのを立ち上げたGMOという会社がありますけれども、これも用賀のSBSの権利を取得して、今そこはGMOインターネットTOWERとなっていまして、用賀の駅もGMOインターネットTOWER前駅という副称がつくぐらいになっているんですよね。GMOがもう公表していますけれども、SBSの最上階にホワイトハッカーの精鋭が集うことになっていまして、例えばそういうことも行政としてチャンスと捉えて、やっぱり動いていってほしいなというふうに思うんですね。
あるいは、区内に大学もいっぱいありますけれども、大学発ベンチャーをどんどん生み出していくために産学連携というようなことをやっているわけでもないし、世田谷は単なる住宅地じゃなくて、産業的な地域資産というものはたくさんあると思うんですよ。だから、シビックテックだとか官民連携の観点から、もっと大きなうねりというものをつくっていってほしいなとずっと思っているんですよね。なまじ官民連携課なんていう組織があるから、そこでまた俺らは関係ないというふうに庁内で小さくまとまるというか、思考停止に陥っちゃっているんじゃないかと思うんですけれども、中村副区長、この点いかがですか。
◎中村 副区長 厳しい御指摘をいただきました。官民連携については、この間、区として進めようということで、まずは企業のほうから声をかけていただいたときも、どこに声をかけていいか分からない。下手するとたらい回しになってしまう。そういうのを防ぐために、先進都市横浜なんかを参考とさせていただいて、官民連携の窓口という組織と顔をはっきりさせたというところはあります。なので、そこはそれで、これまで先導してきた役割があったと思います。
ただ、役所としては、ほかの先進的な役所に比べても、世田谷区は民間との付き合いが消極的というか、あまり積極的じゃない、慣れていない、川崎なんかに比べて。そういうところは思うところです。ちょっとてこ入れは必要だとは思っていますので、また、さらに進めていきたいと考えています。
◆おぎのけんじ 委員 既存の企業もそうですし、池尻に集ってくる企業もそうですけれども、ぜひ積極的な連携というものをしていただきたいと思いますし、繰り返しますけれども、池尻がやっぱり起業版のぬくぬくした居場所になってしまっては全く意味がないと思いますので、ただ、正直まだ危ういと思っていますから、負の遺産と言われたくなければ、所管の方々にしっかりと道筋をつけていただくようお願いしたいと思います。
続いて、総括でも伺った窓口改善の件ですけれども、先ほど小泉委員からもありましたが、本会議から今回の総括だとか区民生活の答弁を聞いていて、あっちこっち言っていて正直私もよく分からなくなっていたんですけれども、先日ポスティングで、副区長の担任事項についてという資料がありました。松村副区長が、今後、DXと地行を担当するということなんですけれども、確認の意味で聞きますが、窓口改革の実務的な責任者、人、物、金を握る、その権限を集中させるのは松村副区長であるという認識でよろしいでしょうか、伺います。
◎保坂 区長 この窓口改善については再三御指摘もあります。区としては、マイナンバーカードのいろいろな事情だとかございますけれども、松村副区長は六月に就任をされて、いわば情報基盤インフラのところの整備に全力を挙げていただいたと思います。この段階で窓口という具体的な、そしてまた、申請をノンストップ、いわゆる行かなくても、あるいは電子上の申請で事足りるというふうに、まだまだ広がっていません。
ただ、そこを一つ一つ詰め、具体的な窓口を改善するということについて、松村副区長にその窓口を所管する事業部と共にDX改革を結合させて画期的に進めていただきたいと、私はそれを全面的にバックアップしたいと思っています。
◆おぎのけんじ 委員 ではお聞きしますけれども、総括で私から区長に、いつまでに待たない窓口を実現するのかということを区長が決めるべきだということを尋ねたときに、区長は向こう二年ぐらいかけて実現をするとおっしゃったんですけれども、その言葉どおり捉えれば、来年度末には待ち時間が今よりも半減するというふうに思いたくなるんですけれども、そういった理解でよろしいのか伺います。
◎保坂 区長 確かに、なるべく早くとかという抽象的なことだけを言わずに、区民に時間を返すというのは少し前にお約束をしたことですから、それがまだ結果としてあまり進んでいないという御指摘を受けているので、少なくとも残り二年の間にと申し上げました。ただ、それが五〇%、半年でまた二五%という具合に行くのかどうか、二年で一〇〇%に到達するように準備を重ねていきたいというふうに思っております。
◆おぎのけんじ 委員 区民に時間を返すという区長の発言が、実は職員に時間を返すことだったというふうに私は理解をしてしまったという前例がある中で、なかなかにわかには信じ難いというところは正直あるんですけれども、ただ言っただけでノーアイデアというところでは許されませんから、これはやっぱり区民との約束ということで、区長並びに松村副区長には死守していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
流れでDXの件を伺っていきたいと思いますけれども、半年前の決算特別委員会で、多摩川緑地管理公社のグラウンド予約の極めて昭和的なシステムを御紹介して何とかしてくれとお願いしたんですね。改めて、多摩川緑地のフローをもう一度お伝えしますと、まず、はがきを用意する、イコールお金がかかる、はがきを書く、はがきを持って現地に行く、現地に並んで待つ、現地の木箱にはがきを入れる、後日はがきが郵送されてくるというフローなんですよ。これがオンライン予約になったとすると、お金を払わない、はがきを書かない、現地に行かない、現地で待たない、あるいは木箱に入れない、三ないどころじゃなくて、五ない、六ないぐらいが実現できるんですね。というようなことを半年前に申し上げたんですが、その後何か動いていただけましたでしょうか、伺います。
◎釘宮 みどり33推進担当部長 多摩川緑地広場管理公社における予約システムに関しては、昨年の決算特別委員会後、松村副区長より改善に向け指示があり、十二月には副区長自らオンラインで公社理事長と私も含め課題について話し合っております。続けて、十二月と一月に課長級が出席する両区連絡協議会において、公社を共同運営する大田区と調整し、その後、私も理事として出席する公社理事会において、システムに関する経費を次年度の予算要求に計上していくことを確認したところでございます。
公社は、インターネット環境も脆弱で職員も最低限しかおりません。また、利用者の中にはシステム化を懸念する声もありますが、今後も大田区と共に公社を支援していくことで、窓口に来なくて済む予約環境の構築に速やかに取り組んでまいります。
◆おぎのけんじ 委員 来年度の予算要求に計上していくということは朗報だと思いますけれども、大事なのはスピード感でありますから、ぜひ変革という名にふさわしいスピード感で改善していただくようお願いしたいと思います。
私が多摩川緑地のことを取り上げているのは、窓口というのは何も区民窓口や出張所の窓口だけではないからなんですよね、当たり前ですけれども。私は多摩川緑地がとても区民負担が重いと感じたので、一例としてこういう話をしているわけです。
今の答弁でちょっと聞き捨てならないなと思ったところは、システム化を懸念する声もありましてという答弁があったんですけれども、そういうことを言っているからいつまでたっても何も進まないと思うんですよ。私が半年前にこの件をツイッターで、木箱がずらっと並んでいる写真とともに、こういう予約フローでやっているんですよということをツイッターに投稿したら、珍しくバズって、そうだそうだ、面倒くさいんだと、あそこはまじで勘弁してほしいだとか、そこに行ったことのない人からも、今どきこんなものが存在するのかという驚きの声だとか、いろいろ集まったんですね。
だから、今こうしてまた取り上げているわけなんですけれども、システム化を懸念する声にだけビビッドに反応して、システム化を望む声に耳を傾けようとしない、これは現状維持が好きだからです。それじゃ駄目なんです。何度も言いますけれども、システムが脆弱だとか職員が少ないとか、そういったことは区民には全く関係ありませんから。やらない理由を何とか見つけようとする姿勢は捨てていただいて、区民がどれだけ負担に感じているのかということを想像して、どう改善すればいいのかと、それを区民の立場になって考えてくださいよということを私は言っているんです。
だから、もっと勇気を持って変革をしてください。私は、これは戻ってこられたら聞き続けますから、よろしくお願いしたいと思います。来年度末までに副区長もぜひコミットしていただいて、しっかり進捗させていただきたいということを要望しておきます。
改めて松村副区長にお聞きしたいと思うんですけれども、区民に時間を返すという改革を進めていくならばぜひやっていただきたいことが二点ありまして、一点目が、今まで一つ一つの区民サービスについて、区民が実際はどう思っているのか、その声を吸い上げる仕組みもなければ、積極的にカスタマーの声を集めるという動きもしてこなかったと思うんです。これは松村副区長が来る前からもそうでしたけれども。多摩川緑地なんかもまさにそうだと私は思っています。今後は、やっぱり区民からの声を継続的に集めていただきたいと、それに従って改善を続けていただきたいということ、これがまず一点目。
もう一つが、どこでどれぐらい時間と手間がかかっているのか、それをやっぱりざっくりとでもいいので、可視化というか定量化する必要があると思うんですね。要は、区民満足度と実際の区民に強いる負担やコストがどれぐらいかかっているのか、それらを把握した上で、手をつける優先順位というのは初めて見えてくると私は思います。
例えば同じ区民窓口でも、玉川と北沢で満足度や待ち時間が明確な違いがあるかもしれませんし、そういう場合は五支所全部横並びじゃなくて、玉川なら玉川だけ徹底的に改善するだとか、そういうやり方だって私はいいと思うんですね。
副区長、今私が申し上げた取組をぜひやっていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎松村 副区長 ありがとうございます。本当におっしゃるとおり、二つありましたね。一つは声の話。声につきましては、今現在も区民さんの声を集める仕組みは一応ありますが、それに加えて、それぞれ現場がその声を受け止めるところになっておりますので、そこの各事業所管部署がニーズや困り事、これをちゃんとキャッチしてもらって、DXの視点で改革を行っていただくということを期待していますし、それができるような仕組みにしていきたいなと思っています。
もう一つが満足度のお話と可視化のお話かと思います。こちらにつきましても、先日、都の宮坂副知事がDXの講演をやったときに非常に印象的なことを言っていまして、測定なくして改善なしというふうに言っていまして、要は、ダイエットするにしても体重計を買わないとダイエットしないでしょうというお話です。区役所の中は、先ほど委員御指摘のとおり、ネガティブな反応だけ拾ってやらないんじゃないかという、まず見える化して、さらにそれを改善しようと思う、この二つ両方実現していかなきゃいけないなと思っております。
窓口の改善に関しても、顧客満足度は非常に大きなキーワードだと思っていますので、何らかの形で取れないかなとは考えております。その上で職員のほうも、要は、改善していくという、このモチベーションというんですか、そこら辺の考え方というのも今のままではなかなかスピード感が出てこないと思っていますので、その辺の対応もしていきたいと思っています。
◆おぎのけんじ 委員 総括のときにも言いましたけれども、今おっしゃっていただいたような、自分がユーザーならどう思うのかという視点を、やっぱり庁内の皆さんが持たなきゃいけないと思いますし、そういった視点であらゆるサービスを捉え直していただきたいと思います。
今まで、ある意味、行政のやり方に従えというような、殿様商売のようなスタイルでやってきたわけですよね。それを変えることへの抵抗や反発というのは当然あると思うんですけれども、そこを民間から来た松村副区長には、そこでこそぜひ闘っていただいて、庁内パラダイムチェンジを起こしていただきたいということを要望しておきます。
最後に、先ほど阿久津委員からもありましたように、虐待の件を伺ってまいります。
今年度が十五園で二十七件あったということで、今回質問するに当たりまして、その前の令和二年度、三年度は何園で何件だったのかということを聞きましたところ、二年度が三園で十一件、三年度が三園で十二件だったということで、昨日、児童福祉審議会で急遽報告することにしたということらしいんですが、児童福祉審議会では、虐待隠しの件についてどんな意見が出ていたのか伺います。
◎和田 保育部長 三月二十二日に児童福祉審議会本委員会を開催いたしまして、令和二年度から令和四年度の区内保育施設における虐待行為の内容を御報告し、御意見をいただいたところです。委員の方からは、園名も含めて公表してしまうと、虐待行為について過度に萎縮したり、かえって隠そうとしたりというおそれがあるものの、適切に情報を示すという点では園名を伏せて公表すべきだったのではないかという御意見をいただきました。今後は、いただいた御意見を踏まえ、適切に公表してまいります。
◆おぎのけんじ 委員 ちなみに二年度が三園で、三年度が三園、今年度が十五園ということですけれども、その保育園の中で重複というのはあるんでしょうか。
◎和田 保育部長 今回公表した案件について、重複した園はございません。
◆おぎのけんじ 委員 一度事を起こしたところで再発したらそれは問題ですし、ばらばらなら、逆に言えば満遍なく起こっているということで、それはそれで根が深いなとも思うんですけれども、今年度、虐待が起こった園の数も件数も激増しているわけですが、その主たる原因というのは何なんでしょうか。
◎和田 保育部長 令和二年度や三年度は、新型コロナウイルスの影響もあり、園の休園があったことや巡回支援訪問がオンライン実施になるなど、保育自体や発見する機会が少なかった影響があるものと考えられます。令和四年度は外部からの通報によるものが多く、他の自治体での虐待報道により、周囲の目が厳しくなったことも考えられ、再開した巡回支援訪問時に発見する機会も増えた影響もあるものと受け止めております。今般の保育所所管の組織改正による巡回支援訪問等の強化を通しまして、再発防止に向け取組を進めてまいります。
◆おぎのけんじ 委員 いろいろ事情はあると思いますが、とにかく来年度はゼロにするんだという姿勢でぜひやっていただきたいと思います。
以上で自民党の質疑を終わります。