議会質問

QUESTIONS

平成30年決算特別委員会|10月12日

2018.10.12

  • 通学路

  • 防犯カメラ

  • 橋梁の安全

  • 教育センター移動教室

  • 新BOP

  • 学童保育

  • 放課後対策

通学路・防犯カメラ・橋梁の安全

通学路・防犯カメラ・橋梁の安全について、区の現状や事業の進捗、施策の実効性を検証し、課題の明確化と具体的な改善策の実施を求めました。

教育センター移動教室

教育センター移動教室について、区の現状や事業の進捗、施策の実効性を検証し、課題の明確化と具体的な改善策の実施を求めました。

新BOP

利用児童の増加に対してスペースや人員が不足する課題を指摘し、安全で質の高い放課後環境の確保を求めました。

質問全文

平成30年 9月 決算特別委員会-10月12日-07号

◆おぎのけんじ 委員 では、自民党の午後の質疑を始めさせていただきます。

まず私からは、通学路の安全対策について伺ってまいります。

先日の総括でたしか御答弁あったかと思いますが、ブロック塀の各小学校における緊急点検が終わりまして、約九百カ所、ここは危険だという箇所が上がってきたということですけれども、各学校によってばらつきがあったとも聞きました。

まず、そのチェックの方法とチェックの体制、そして、なぜ結果的にばらつきが生じたのか伺います。

◎末竹 学校健康推進課長 教育委員会では、七月上旬に各学校に対し、学校安全対策マニュアルに基づき、PTA等と協力し、通学路沿いにあるブロック塀や万年塀、石塀などで老朽化が著しいなどの危険箇所を点検し、九月二十五日までに報告を求めました。また、その点検結果につきましては、各学校の安全マップに反映するとともに、保護者へ周知するよう依頼しております。

教育委員会では、各学校に民間所有であるブロック塀の点検を依頼する際に、校長会に相談し、外観から点検するときの目安として、大きく三つに分類するような形にて依頼をしております。例えば、現状でも倒壊のおそれがあるなどの緊急性が高いものをAとするなど、学校の判断によりAからCまでに分類し、報告をいただいております。区内の通学路につきましては、世田谷区の地形的な特色であったり、各地域の特性や建築状況などもさまざまであることや、また、点検時の評価につきましても、厳密に評価をすることが困難な場合も想定されます。

以上のようなことが、各学校からの報告件数にばらつきが生じている理由ではないかと思われます。このようなことから教育委員会では、都市整備領域と連携して、必要に応じ追加調査等の対応を行っているところです。

今後とも、学校や関係機関へ適宜情報提供を行うとともに、必要に応じ通学路の見直しを行うなど、通学路の一層の安全確保に努めてまいります。

◆おぎのけんじ 委員 余談ですけれども、私の妻も某小学校で校外委員長というのをやらせていただいておりまして、その校外委員の方々と実際にブロック塀を点検したと。それを学校長に報告をし、その後、校長先生と副校長先生で回っていただいたということのようですけれども、そうした方々の御努力というのは大いに評価するべきところだと思いますけれども、PTAや先生方というのは専門家ではないわけですし、あと、大阪の高槻市の倒れたブロック塀というのは、三年前に外部から危険性が指摘されていて、学校側に報告されていたにもかかわらず、学校から教育委員会に上がって、職員の方が点検をして安全だというふうに振ってしまったというような話も聞いていますので、事案が事案でもありますし、初期の段階で専門家、あるいはプロのチェックを入れて、万全に万全を期していただくべきではなかったかなと思うんですけれども、この点はいかがですか。

◎末竹 学校健康推進課長 通学路沿いの民間所有のブロック塀等の危険箇所の点検に当たっては、学校やPTA等が現地を確認の上、ブロック塀の高さや傾き、亀裂がないかなど、教育委員会が作成した外観点検のポイントをもとに実施いたしました。なお、外観点検のポイントにつきましては、国土交通省が作成した点検のチェックポイントを参考に作成しております。

今回の調査は、児童が日々通う通学路の安全確認という観点から、学校やPTAによる活動として可能な範囲で急ぎ行ったものでございます。こうした各小学校が危険と判断したブロック塀等については、教育委員会において、五百分の一の地図に当該場所や位置を明示した上で、都市整備領域に提供いたします。その上で、防災街づくり担当部や都市整備政策部等の職員が現場を再確認し、所有者等に安全確認を促すとともに、ブロック塀等緊急除却助成制度など各種助成制度の御案内を行う予定でございます。

そのうち、特に緊急対応が必要と判断したものにつきましては、所有者等にお会いし、改善をお願いするなどの取り組みを都市整備領域と連携して進めるとともに、教育委員会からも学校や関係機関へ情報提供を行い、必要に応じ通学路の見直しなどを行うことも含め、通学路の一層の安全確保に努めてまいります。

◆おぎのけんじ 委員 都市整備所管のほうに、これから依頼をかけていくということですけれども、ぜひ見落とし、見誤り等々ないよう、ぜひ教育所管からも念押ししていただければと思います。

それから、九百カ所上がってきたということですけれども、先ほど御答弁いただいたように、危険度がA、B、Cに分けられて上がってきているということですが、それぞれの件数の内訳とA、B、Cごとの今後の対応についてお聞かせください。

◎末竹 学校健康推進課長 各学校からの通学路沿いの危険なブロック塀などとして報告が上がってきた件につきましては、区立小学校六十一校全体を合計いたしますと約九百件となっております。そのうち、通学路にあるブロック塀などで、学校が現状でも危険性のあるもののうち、緊急性の高いと判断するものをAとしており、件数は約百二十件でございます。そのAに該当する事案は、各学校から随時教育委員会に報告を上げてもらい、都市整備領域の職員が必要に応じ、個人や事業主などの所有者にお会いし、改善をお願いするなど、優先的に進めているところでございます。

また、その他のBとCにつきましては、合わせて約七百八十件で、その対応につきましては、ブロック塀等緊急除却助成制度などの各種助成制度の御案内を通じて、安全確認を促す対応を行っていく予定でございます。

なお、子どもたちが日々使用する通学路でございますので、教育委員会といたしましては、なるべく早く対応していくべきとの認識のもと、現在関係各所管と調整を図り進めているところでございます。

◆おぎのけんじ 委員 これからの実際の対応は都市整備所管がやるとしても、教育委員会としても、しっかり進捗管理していただく必要があると思いますので、場合によっては、通学路の一部変更という可能性も出てくるわけですから、特に今おっしゃっていただいたAの百二十件の対応の進捗度合いというものは、都度都度、学校関係者や保護者の皆さんにアナウンスしていっていただきたいと思うんですけれども、この点はいかがでしょうか。

◎末竹 学校健康推進課長 学校から報告のあった危険なブロック塀等につきましては、先ほど申し上げましたように、所有者等に安全確認を促すとともに、ブロック塀等緊急除却助成制度などの各種助成制度の御案内を行いますが、あわせまして、各学校宛てにその状況などについて情報提供することを考えているところでございます。その際には、各学校の安全マップなどに反映するとともに、必要に応じ通学路の見直しを行うなどの対応についても改めて周知をしてまいります。

教育委員会といたしましても、子どもたちが日々利用する通学路につきまして、引き続き、学校、PTAや関係所管と緊密な連携のもと、安全対策の向上に向け努めてまいります。

◆おぎのけんじ 委員 実際調査をされた方のみならず、やっぱり保護者としても大変気になる事案だと思いますので、ぜひとも丁寧なコミュニケーションをお願いしたいと思います。

関連しまして、小学校の通学路における防犯カメラについて伺ってまいります。

二十八年度から順次設置がされまして、今年度で全小学校の通学路に五台ずつ設置が完了するわけですけれども、これまでのところの導入効果みたいなところをどう評価されているのかお聞きしたいところではありますが、危機管理室とも絡むところもあってなかなか難しいと思いますので、聞き方を変えますけれども、今配置済み、これから配備する一校当たり五台配置というのは適正だと思われますでしょうか。

◎末竹 学校健康推進課長 通学路への防犯カメラの設置につきましては、東京都の補助制度を活用し、平成二十八年度から三十年度までの三年間で通学路に一校当たり五台、合計三百十台の防犯カメラの設置を進めております。

教育委員会では、通学路防犯カメラの設置に当たりまして、防犯上、より効果的な設置となるよう、警察署からカメラの推奨箇所を抽出いただき、学校、PTAに現地を確認していただいた上で設置箇所を決め、設置しております。各校五台の台数とのことで設置を進めてきておりますが、これは東京都の補助金の上限の金額から勘案した台数が各校五台というところでございます。

教育委員会といたしましては、当初、通学路防犯カメラの設置の検討の際に、区立小学校の広さや通学路の状況はさまざまであり、地域の特性などもありますので、一律五台ということについては内部でも議論がございました。さらに、本年五月の新潟での下校中の児童が殺害されるという痛ましい事件を受けまして、文部科学省からの登下校防犯プランが示された対策メニューの中には、防犯カメラの設置とのこともございました。このようなことを踏まえまして、教育委員会といたしましては、改めて検討する必要があるとの認識を持っているところでございます。

◆おぎのけんじ 委員 当初は予算ありきで、一校当たり割り返したら五台でしたということですけれども、検討する必要はあるという御答弁もありましたので、ぜひともお願いしたいと思っていますが、やっぱり導入した後の抑止効果というものを警察とも連動して考えていかないとだめだと思うんですよね。適正な台数というのもさることながら、設置している場所というのが本当にいいのかどうかというところもあると思いますので、これは多分に感覚的なものかもしれませんし、ほかの自治体の状況も私はよくわかりませんけれども、私自身は一校五台というのは最低限だというふうに感じております。

例えば、地元の町会だとか商店街さんでも、助成を受けて設置しているところはいっぱいありますが、一校当たりの学区域より狭いエリアでも五台、十台と設置しているところもいっぱいありますし、例えば野毛町公園の拡張用地なんかは、今、更地になっていますけれども、夜は非常に危険だし、実際に痴漢みたいなことがあったりした関係で、地元四町会連合会が協議して、五台の防犯カメラの設置を決めたりとかしていますので、下北沢のバスの話ではないですけれども、学区域も学校によって大分差があると思いますし、あと最近、通学路の緊急合同点検ですか、これも実施されたようですけれども、危険度合いも当然ながら地域ごとに違って、一律ではないわけでありますので、私は来年度以降、今の五台をベースにしながら、各学校の広さだとか、地形だとか、危険度、あるいは警察からの情報なども十分考慮した上で、強化、つまり増設も検討していくべきではないかと思っているんですが、この点はいかがでしょうか。

◎會田 教育総務課長 通学路の合同緊急点検でございますが、新潟市で下校中の児童が殺害されるという痛ましい事件が発生したことを踏まえ、文部科学省から登下校防犯プランが示され、これに基づき、改めて区の学校安全マニュアルの登下校時の安全対策を確認したり、保護者に対しても注意喚起を促す等の登下校時の安全確保を図ってまいりました。

そして、本年七月に東京都教育委員会からの依頼を受けて、防犯の観点から、登下校時における安全対策を確実にするため、区立小学校六十一校全校の通学路において、九月十八日から二十八日にかけて、約二週間で学校、保護者、区内警察署、教育委員会事務局の四者が急遽体制を組んで実施したものでございます。この緊急合同点検で、防犯カメラの設置につきましては、小学校五十校程度から約百五十台の要望が報告されております。学校や当日従事した職員の報告からは、子どもたちの通学区域が広い学校や不特定多数の方が集まる駅周辺に近い学校からの防犯カメラ設置の要望が高い傾向にあるというようなことが見受けられます。

小学校通学路の防犯カメラの設置については、一校当たり五台のカメラの設置は本年度で完了するわけですが、今回の緊急合同点検で、さらなる防犯カメラ設置の要望が上がってきたということもあります。このことも踏まえて、国や都にカメラ増設に関する補助金等の要望を働きかけること、あるいは警察とも連携しながら、防犯カメラ増設の検討に取り組んでまいりたいと考えております。

◆おぎのけんじ 委員 予算の問題もあることは重々承知しておりますけれども、やっぱりブロック塀の対応もそうですが、子どもの命を守るというところに対しては、ためらうことなく適正な予算、傾斜配分していただきたいなというふうに思います。

関連しまして、通学路における橋梁、橋の安全性について伺ってまいります。

イタリアのジェノバで八月に、高架高速道路が崩落するというすさまじい事故があったわけですけれども、地盤が緩んでいたりとか、適切でない改修工事のツケが来たとか一部で言われているようですが、私は専門家ではないので、そこの真偽は定かではありませんけれども、区内の通学路における橋も素人目に大丈夫かなと思ってしまうようなところが幾つか、私も個人的に思っておりまして、きょうは文教所管ですので通学路に限ってお聞きします。

通学路上にある橋梁の安全性というのは現状どのように確認をされているのか。また、現状危険だとされている箇所が実際あるのかどうかお聞きします。

◎末竹 学校健康推進課長 区が管理する河川などにかかる橋梁につきましては、世田谷区橋梁長寿命化修繕計画に基づき、五年に一度の定期点検、計画的な修繕、架けかえを実施し、安全性の確保に努めていると伺っております。

教育委員会では、通学路交通安全プログラムに基づき、区立の小学校を四つのグループに分け、それぞれ四年に一回は学校、PTA、道路管理者、警察、教育委員会等の参加のもと、通学路合同点検を実施しているほか、各学校においては毎年、学校やPTAを中心に通学路の安全点検を実施しております。こうした点検の中で、例えば橋梁に関する御意見をいただきましたら、教育委員会から管理者となる関係所管課に情報提供を行うなど、通学路の安全性の向上に向け連携を図りながら対応を進めていくこととなります。

今お話がございました件につきましては、先ほど申し上げました通学路交通安全プログラムに基づきまして、昨年度と今年度と合同点検を実施してございますが、橋梁につきまして、危険等のことにつきましては上がってきてございません。

教育委員会では、今後とも、通学路交通安全プログラムに基づく通学路の交通安全確保に向けた取り組みを関係各機関の協力のもと継続し、子どもたちの交通安全対策に全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。

◆おぎのけんじ 委員 ぜひ引き続きよろしくお願いします。るる通学路の安全性確保ということで聞いてきましたけれども、これ以外にも細かく言えば、通学路に資源ごみの持ち去り業者が入ってきて、御存じの方は多いと思いますけれども、ストップ・アンド・ゴーで物すごいスピードで入ってきてとまって、またすぐ行くというのが繰り返されている通学路があったりとか、あとは某外車のディーラーの駐車場が通学路にありまして、そこから店舗に運転をしていくときにすごく荒っぽい運転で、実際ちょっと危ない場面があったりとか、それは末竹課長に御尽力いただいて、随分と状況は改善されましたけれども、そういう個別具体の状況というのも各学校だとか、PTAは持ち合わせていると思いますので、そういうきめ細かい対応をちょっと細かくやっていただければなと思いますので、これは要望とさせていただきます。

続きまして、教育センター移動教室について伺ってまいります。

区立小学校の四年生全員が対象で、教育センターのプラネタリウムと郷土資料室に行くという事業で、今後は郷土資料室が「Touch the World」に変わったということですけれども、まず、この事業にかかる総予算が幾らなのかお聞きします。

◎板澤 副参事 今お話がありました小学校六十一校の四年生を対象といたしました教育センター移動教室に係る平成三十年度の予算といたしましては、約一千百万円となってございます。

◆おぎのけんじ 委員 私は役所に来るときは、教育センター前の通りを通ってくるんですけれども、きょうもたまたま通りましたら、某砧の小学校のバスが四台かな、とまっておりましたけれども、多分その教室で来ているんだろうと思いました。聞くところによりますと、午前九時には教育センターに着いていて、十二時ぐらいまで移動教室というものをやって帰るということのようですが、今御答弁いただいたバスの借り上げが約八百二十万円ですか。これぐらいかけてバスをチャーターして、半日かけて行っているということで、あと小学校によっては大型バスをどこにとめるかということで、大分苦慮しているような話も聞いております。

決して小さくない経費がかかっていることですし、これは例えばなんですけれども、チケット制にして、この期間中に各家庭で行ってもらうようにするとか、別に友達同士で行ってもらうようにするとかでも構わないんですが、そうすることによって授業時間の創出にもつながるかと思いますし、あと、もちろん先生の負担も減るかと思いますし、当然家族にも世田谷区の取り組みというものを知ってもらう機会になるかもわかりませんので、経費削減の一つの手法として、そういったことも検討してみてはどうかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。

◎板澤 副参事 教育センター移動教室につきましては、小学校四年生の理科の天文学習をプラネタリウム、外国語活動の英語体験学習を「Touch the World」で実施しており、各学校の教育課程に位置づけた校外学習でございます。校外学習は、子供たちが教室の授業で学んだことを実際に見たり、体験したりすることを通しまして、実感を伴った理解ができるという点で大変意義のある活動でございます。

また、学習指導要領におきましても、野外に出かけ、地域の自然に親しむ活動や体験的な活動を多く取り入れることでありますとか、博物館や科学学習センターなどと連携、協力を図りながら積極的に活用することなど、校外学習の重要性が示されてございます。

教育委員会といたしましても、この教育センター移動教室は、子どもたちにとって貴重な学習の場と捉えておりまして、引き続き小学校四年生の全児童を対象として実施してまいりたいと考えてございます。

今後とも、移動教室の運営や内容等につきましては、学校からの意見や校長会と連携した委員会等での議論を踏まえまして、課題を整理し、子どもたちにとって効果的な学習が進められますよう、改善を図ってまいりたいと考えてございます。

◆おぎのけんじ 委員 私もやることは全然反対はしておりませんけれども、やり方に関しては、ちょっと再考の余地があるんじゃないかなと思って質問させていただきましたので、ぜひ御検討いただければと思います。

続きまして、区民生活でも触れましたオリパラの気運醸成イベント花いっぱい運動についてお聞きします。

事業内容が、各会場や馬事公苑までのルートにおける、小学生による花の装飾(プランター)となっておりますが、これに関して具体的に子どもたちは何をされるのか教えてください。

◎板澤 副参事 教育委員会といたしましては、東京二〇二〇大会気運醸成一年前サブイベント案といたしまして、小学生によります花いっぱい運動を提案させていただいたところでございます。この世田谷区の花卉産業につきましては、都市近郊の利点を生かしまして、近代花卉園芸の先駆的役割を果たしてきたと伺ってございます。また、現在も花卉園芸組合に所属する農家を中心といたしまして、技術の高い花卉生産が続いておりまして、伝統的な技術は健在であるというところからも、ぜひ教育委員会といたしましても、世田谷区らしい花を生かすことが海外から訪問された方や世田谷区を訪れる方に対する心温まるおもてなしにつながると考えたところでございます。

これまでも花育活動といたしまして、世田谷花卉園芸組合と連携して、平成十一年より花の栽培指導を行ってございまして、毎年約二十校の小学校が子どもたちの心の育成を図ってございます。東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会を機にいたしまして、おもてなしの取り組みとして、こうした花の栽培指導に係る部分を全小学校に広げまして、子どもたちにとって世田谷区の伝統のすばらしさに気づき、誇りに思うきっかけにしていきたいと考えております。

具体的には、現在関係部署との調整を行っているところではございますが、花卉園芸組合の皆様のお力添えをいただきながら、小学生が花で飾りつけたプランターを馬事公苑につながる五つの駅、また商店街等に並べまして、華やかな装飾で迎えることを現在計画してございます。

◆おぎのけんじ 委員 小学生が栽培だとか装飾をするということですけれども、実際オリンピックの期間中もやるのかな、ちょっとわかりませんが、そのやっているイベントの開催期間中に、例えば用賀駅から馬事公苑に行くまでの通りにプランターだとか、バスケットなんかを施したとして、そのときに地元の例えば京西小だとか用賀小の生徒たちに、水やりをやってもらうようなことだとかというのはできないんですか。

◎板澤 副参事 この事業につきましては、子どもたちが花を育てることによりまして、花を慈しみ、命を大切にする心を育てるとともに、おもてなしの気持ちをあらわすことができると考えてございます。このおもてなしの気持ちを保護者や地域の方等へも広げまして、具現化するために、子どもたちの夏季休業中も含めて、町会や商店街の方々とともに花を育てていくことが大切であると考えてございます。

そこで、水やり等につきましては、世田谷花卉園芸組合等に協力を得ながら、PTAや地域の方々、商店街、馬事公苑につながる五つの駅等とともに、花ボランティアを組織しながら進めていく予定で調整を行ってございます。

◆おぎのけんじ 委員 私は、この取り組み自体は本当にすばらしいなと思っていますし、ぜひとも成功させていただきたいなと思っていますけれども、もっと区内の小中学生がこのオリパラに絡む機会というのをつくり出していただきたいなと思っております。夏休み期間中ということもあって、なかなか難しい部分はあるかと思うんですけれども、例えば学校を会場にしてパブリックビューイングをやるとか、アメリカンスクールの子どもたちを呼んで一緒にアメリカを応援するとか、例えばそういうことでも構わないと思いますので、ぜひとも子どもたちにも当事者意識を持ってもらって、俺たち応援しているんだぞというような雰囲気づくりをぜひお願いしたいなというふうに思います。

最後に、新BOPについて伺います。

昨年の第四回定例会でいろいろと質問させていただいた中で、そもそもスペースがもうどうしようもないんじゃないですかということを指摘をさせていただきました。一応、条例上は、学童クラブは一人当たり一・六五平米以上の確保が定められておりますけれども、それも認可保育園のゼロ歳児基準、世田谷区の基準五平米からすると三分の一以下ですし、区長はかつて、保育園は荷さばき場ではないと。だから、国がゼロ歳児三・三平米要求しているラインには絶対落とせないんだというようなことをおっしゃっていましたが、その三・三よりもちょうど半分だということで、その設定そもそもが無理があるんじゃないかなと思っております。

加えて、そこにBOPの子も入ってくると本当に足の踏み場もないくらいの状態ですよと。そのときに御答弁を子ども・若者部長からいただいたんですが、このように御答弁されました。教育委員会と学校との連携をさらに深めまして、子どもたちの活動スペースの確保や、より良好な放課後の活動環境の維持に努めまして、事業の質を担保する現実的な取り組みを着実に進めてまいりますと。全く中身がなくて答弁になっていませんよねということも、そのときに指摘させていただいたわけですけれども、その後、新BOPのスペースの問題、スペース確保のボールは私は教育所管にあると思っておりますが、現状どんなステータスなのかお聞きします。

◎田村 生涯学習・地域学校連携課長 新BOP事業につきましては、児童数増に伴う人員や活動スペースの確保の難しさ、また、多様な保護者の働き方への対応等、喫緊の課題を抱えていることを認識しております。委員より御指摘いただいております狭隘の解消についてでございますが、新BOPの専用室に加え、校庭、体育館、多目的ルーム、特別教室等の学校施設を有効活用するとともに、司書が配置されている学校図書館とも協力しながら、児童が放課後に多様な過ごし方の機会が持てるように取り組んでいるところです。

また、今年度につきましては、時間延長の検討とともに、現在各小学校の新BOPがどのように学校施設の活用をしているかについて把握に努めており、具体的な活動場所の確保について進めていけるよう取り組んでいるところでございます。

新BOPは子どもたちが豊かに成長する貴重な場でございます。今後とも関係所管、学校と連携しながら、施設環境の改善を図りながら、児童が安全安心に過ごせるよう新BOPの環境整備に引き続き努めてまいります。

◆おぎのけんじ 委員 余り期待していた答弁ではなくて非常に残念なんですけれども、新BOPの運営に関しては、ハード面でいけば、もう表面張力ぎりぎりみたいなところで運営されているわけでして、どうもソフトというか、時間延長の話も一方であるにもかかわらず、ハードは、こちらはこちらでえらいことになっている。どうもかみ合っていないというか、子ども・若者部と教育所管で縦割りの図がずっと続いているんじゃないかなという気がすごくしちゃっていまして、やっぱり、これだけハード的には危機的状況が目の前にあるわけですので、それを傍観しているというのは、私は行政の大いなる怠慢だと思いますし、問題先送り型の行政対応で一番困るのは子どもたちなんだということをぜひかみしめていただいて、私の質疑を終わります。

畠山委員と交代します。