議会質問

QUESTIONS

平成29年予算特別委員会|3月13日

2017.03.13

  • 買物弱者対策

  • 三軒茶屋駅周辺整備

  • 無電柱化

  • 防災まちづくり

買物弱者対策

買物弱者対策について、区の現状や事業の進捗、施策の実効性を検証し、課題の明確化と具体的な改善策の実施を求めました。

三軒茶屋駅周辺整備

三軒茶屋駅周辺整備について、区の現状や事業の進捗、施策の実効性を検証し、課題の明確化と具体的な改善策の実施を求めました。

無電柱化・総合窓口

防災性、景観、歩行者の安全確保の観点から整備状況を検証し、優先路線の拡大と国・東京都への働きかけを求めました。

質問全文

平成29年 3月 予算特別委員会-03月13日-04号

◆おぎのけんじ 委員 私からはまず、買い物弱者の件について伺ってまいります。

昨年の十月に「水曜日のダウンタウン」というテレビ番組で、二十三区内で最寄りのコンビニまで徒歩十分以上かかる場所というのが紹介されたそうで、二十三区内で九カ所存在すると。一位が一番遠いということでランキングされていたそうなんですけれども、その九カ所の中に世田谷が二カ所登場したんですね。まず、五位に宇奈根二丁目が出てきまして、これがセブンイレブン鎌田二丁目店まで徒歩十二分、次いで二位、野毛三丁目、これがセブンイレブン上野毛駅前店まで徒歩十四分ということなんです。私の地元界隈でも結構話題になりまして、ちなみに一位は足立区小台一丁目というところで、隅田川を渡って徒歩十七分だそうです。

この調査の正確性はともかく、二十三区内でも買い物難民度の高いところというのは普通にあるんだろうなということを示しているんだろうと思います。私も、この問題は単に店舗が遠いということだけではなくて、高齢者あるいは子育て世代の支援といった福祉的観点だとか、公共交通不便地域解消とも密接に絡むものだと、また、民間の力をかりながら取り組むべき問題だと捉えております。

まず伺いたいんですけれども、そもそも区内の買い物弱者と定義される方々が、どのエリアにどの程度存在するのか、そうした実態、総定数は区は把握をされていらっしゃいますでしょうか。

◎小湊 商業課長 買い物弱者対策につきましては、平成二十六年度からの世田谷区産業振興計画の中で買い物支援事業として位置づけており、商店街から一定の距離がある地域に住んでいる消費者についての支援策を構築するとしております。

この計画を踏まえまして、区では平成二十六年度に買い物弱者につきまして、二十歳以上の区民四千人を対象に買い物現況アンケート調査と区内商店街へのヒアリング調査を実施いたしました。その区民アンケート調査によりますと、日常の買い物の不満はどの年齢層においても、特に不満を感じることはないが最も高い一方、日常的に不便を感じているが六十歳代で二一・二%、七十歳以上では二四・八%となっております。しかしながら、この調査はエリアごとの実態を捉えたものではございません。

◆おぎのけんじ 委員 以前、ローソンさんが世田谷で調査をされていまして見せていただいたことがあるんですけれども、スーパーの商圏の半径五百メートルをとって、そこから外れるエリアが世田谷で二四%あると。その地域に住む高齢者の方々の割合を掛け合わせると、約四万三千人存在すると仮置きされているんですね。地域でいくと、上祖師谷、喜多見、宇奈根、岡本、上野毛、野毛あたりがそのシミュレーションでは該当してくるんですけれども、実際、私が区民の方から伺っている感覚からも的を外してはいないというか、そうなんだろうなというふうには思います。

買い物弱者対策について、特に単語として予算書にもあらわれていないんですけれども、この問題は時間の経過とともに確実に深刻化していく問題ですから、やはり行政としては看過するべきではないというふうに思っているわけです。ほかの自治体で対策事例というのはたくさん出てきていますし、地域によっては社協が主導してやっていたり、民間が率先してやったりしているわけですけれども、先ほど御答弁あったように、世田谷の産業政策の観点では厳しいという結論を一旦出してしまっていると。

一方で、地域包括ケアの枠組みの中で、社協が主導して発足した協議体で買い物弱者対策がテーマになっている地域が七つもあると。私の地元の上野毛でも、先ほど申し上げた野毛に特化して協議されていますけれども、ただ、本庁は今のところ絡んでいないということなんですよね。何かうまく歯車がかみ合っていないというか、結局どこがボールを持っているんだというのがはっきりしなくて、ポテンヒットのような状態になりつつあるということを私は危惧しているんですけれども、今後、この問題を政策課題としてしっかりと認識していただいて、管轄所管をしっかりと決めて前に進めていただきたいと思っているんですが、副区長この点いかがでしょうか。

◎宮崎 副区長 この買い物弱者の対策ですけれども、これは昨年、北九州市のほうに区民生活常任委員会で視察へ参ったときに、やはりそこの場所では交通不便、これは特に地形が絡んでいまして、特に居住地に坂が多かったということ、そこに商店街の生き残り策に加え、高齢者のひきこもり対策と幅広く、今御指摘にもありましたように、例えば交通不便となると都市政策、それから、高齢者のひきこもりに対してくると福祉が強く出てくる。要するに、私たちは基礎自治体ですので、日々の生活の中での困り事の部分でクローズアップされてくるもの、こういうものがやはり政策課題として上がってくるということは認識は一緒でございます。

その中で、今般の買い物対策については、やはり主体になるところが現時点では商店街なり、先ほどコンビニの御紹介もありましたけれども、そこも幅広く捉えますと、産業政策部門のところが主導で動いたほうがいいだろうというふうには考えておりますが、そこにはノウハウが必要になります。そこについては一言では、役所の中では連携、連携といいますけれども、そういうことにとどまらず、言ってみればそれぞれのノウハウを持ち寄って、そこでやっぱり主導的に動くところを決めて、その中で政策課題を解決していきたい、このように考えております。

◆おぎのけんじ 委員 実際に困っていらっしゃる方が本当にたくさんいらっしゃいますので、ぜひ高齢者だとか障害者の方々のお気持ちになって実地検分していただいて、もっとこの問題をリアルに考えていただきたいですし、今、社協の各協議体で来年度実施するようなモデル事業も幾つか予定がされておるようですけれども、そこの総括をしっかり行っていただきたいということを要望して、次の質問に移っていきます。

三軒茶屋駅周辺の公共施設再整備について伺います。

さきの常任委員会で出された資料が突っ込みどころが満載過ぎて、ちょっと驚いたんですけれども、そもそもの進め方というか、考え方の部分でまずお聞きしたいと思います。

本来はハード、箱の議論の前に庁内でソフトの話、つまり各事業の見直しだとか、どう統廃合するかとかということを煮詰めるべきであって、それを集約することでの相乗効果と区民にとって新しいメリットが生まれるのならば、じゃ、どこでやるかという順番だと思うんですよね。どこどこに集約するからこういう効果が出るというのは、集約という結論ありきで本来の進め方でないと私は思います。

ただ、今言ったのは正論というか、きれいごとでありまして、実際はNTTさんの土地がこのタイミングで出てきたから、そこに集約するプランを考えようじゃないかということだったと思うんです。ただ、そのプランニングがちょっと雑過ぎやしないかと思っているわけです。

資料の中に、コストの簡易検証という説明がありますけれども、これも帳尻合わせもいいところだと思っていまして、今の想定でいけば二十年間で九十億弱かかる大事業の事業計画でありますから、幾ら急ピッチの作業を強いられたにしても事業とコストの想定というのは、精緻かつスピーディにやるべきでありまして、あのような希望的、観測的なコスト試算として出してくる感覚が私は理解できないというか、甘過ぎると思うんですけれども、まずはこの点いかがでしょうか。

◎羽川 世田谷総合支所地域調整課長 常任委員会でお示ししましたコストに関する簡易検証でございますが、既存施設と新たな建物との賃借料の差を新規投資額として計算し、公共施設の集約や駅近くで整備を行うことにより期待される効果等を比較し、検証したものでございます。三軒茶屋駅周辺の建物に移転することで交通利便性が向上し、施設利用者の移動時間が短くなることや集約によります各施設機能の連携、重複した機能の整理による効率化などにより、相互の機能を高める効果、こちらを想定したものでございます。

簡易検証でございまして、効果検証の項目ですとか効果額について、こちら試算レベルのものではございますが、投資に見合う一定の政策効果があるということが推定されるものでございました。平成二十九年度には、さらに具体的な検証を進め、実施の可否判断に向け、精度を上げた検証、検討を進めてまいります。

◆おぎのけんじ 委員 さっき甘過ぎると指摘したのは、あの試算だと賃借料と経済効果を比較していますけれども、その経済効果を生み出すにも費用がかかっているわけですよね。人件費とか、業務委託料とか、それが全く加味されていないと。ですから、あれは投資対効果の検証にはなりません。比較をするならば、今分散化している状態での賃料を含むもろもろの費用と実際生み出された事業効果というものをまず出して、それから、NTTに集約することでかかってくる費用と想定される効果というものを比べるべきだということを申し添えておきます。

それから、覚書を今月中に交わして、来年度に実現可否を判断するということですけれども、今このタイミングで覚書を締結しないといけない理由と締結をしようと持ち出したのはどっちでしょうか。

◎羽川 世田谷総合支所地域調整課長 NTT東日本と取り交わしを予定しております覚書、こちらにつきましては文案を協議中でございますが、施設整備の実施や賃貸借契約等について取り決めるものではなく、区が平成二十九年度中に整備の可否判断、こちらをするに当たり、区とNTT、双方が誠意を持って協議をすること、また、図面の作成等、検討に当たって費用が発生する場合について、今後の費用負担の方法を協議することなどを予定とするものでございます。

委員御質問の覚書の発案でございますが、こちらはNTT側からの提案によるものではございますが、区といたしましても、本格的な検討を進めるに当たり必要な取り決めであると考えております。年度内を目途として、覚書の取り交わしを目指しているものでございます。

◆おぎのけんじ 委員 私は、どうもここが腑に落ちなくて、競合を排他すると。つまり、世田谷区役所以外にも手を挙げているところがあって、そちらより交渉を優先的に進めたいから覚書を結ぶというのならまだわかるんですけれども、一対一の交渉だとするならば、今の構図は圧倒的に売り手優位のように私は思うんですよね。どんどん相手のペースで交渉が進められてしまうんじゃないかと。

ですから、そうならないようにプランA、プランBというものをきちんと考えて、それをちらつかせながら交渉に臨むべきで、今それがない中で覚書を締結すると。つまり、正式な交渉をスタートさせるという既成事実をつくるというのは拙速に過ぎると私は思うんですけれども、区としてはそういう懸念はされていないんでしょうか。

◎羽川 世田谷総合支所地域調整課長 現在この活用を検討しておりますNTT用地のほうでございますけれども、世田谷総合支所の移転用地を検討した際に、三軒茶屋駅周辺に他の適地がないこと、そういうところから駅周辺の利便性を生かし、一定規模の施設建設が可能な用地として、区がNTTに対して活用の提案を行い、協議を進めてまいったところでございます。NTTからは、基本的な条件として、土地を売却しないことや建物をNTT側で整備し、賃貸すること、こちらは示されておりますが、区としましては、施設整備の規模や建物の賃借期間、区での転貸の実施、賃料の算定や整備スケジュールなど、さまざまな条件を提示しながら、NTTと協議を行っているところでございます。

今後、区では本格的な検討を行い、NTTと協議を進めるために覚書を取り交わしてまいりたいと考えてございますが、詳細な検討を進めていく予定でございます。区として使いやすい施設となり、できるだけ経費が抑えられることになるよう、さまざまな可能性や条件について検討をし、提示をしながら、NTTとの協議を進めてまいりたいと考えてございます。

◆おぎのけんじ 委員 今書かなきゃいけないのは、図面じゃなくて事業計画だと思います。どうしても集約したいということであれば、今、可能な限り細部まで詰めなければいけないタイミングだと思いますし、巨額な区民の税金を使うわけですから、一円でも下げる交渉努力をする構えを見せるべきだと思います。

いずれにしても、区民が損をしてNTTだけが得をしたということにならないように最大限努力をしていただきたいですし、その過程をつまびらかに見せていただくことを要望して、次の質問に移ります。

続いて、地上機器の広告について伺います。

無電柱化をした後、歩道に置かれる地上機器の表面を広告枠として東電さんが販売しています。ただし、今のところ営利目的の広告はだめということで、電柱には今出ているんだからいいんじゃないかなとも思いますけれども、公共表示であれば東京都の屋外広告物条例にも抵触しないし、区内の国道、都道にある地上機にも出稿オーケーということのようです。

隣の目黒区ですと、自由が丘のロータリー側出口にある地上機には広域避難場所がラッピングされていますし、渋谷駅周辺で十カ所、原宿でも四カ所、そうした避難場所を示すものとして利用されていると。変わったところだと、歌舞伎町に怪獣ストリートというところがありまして、そこの地上機九基に九名のアーティストの方がゴジラとか、モスラとか、そういったアートを描いて、映画館に行く前の気分を盛り上げるような効果も出しているということです。

町の活性化以外にも何かしらあそこに施すことで、落書き防止、私はこれは大きいと思いますけれども、私の家の近くでも、駒沢通りから環八に交差する多摩美までの数百メートルの間に地上機が幾つかありますが、ほとんどラッカーで落書きされていまして、しかも、聞いたら地上機の材質的に消す溶剤とかが使えないそうなんですよね。ですので、落書き防止だとか、あるいは隠すために何らかの情報発信をしていくこともありなのかなと思っております。

提案なんですけれども、今、馬事公苑周辺で無電柱化工事が進行しています。あれが本当に間に合うのか、都市整備のときにも聞いてみようと思っていますが、馬事公苑周辺、あるいは最寄りとされる五つの駅周辺にある地上機の枠をオリパラの機運醸成、あるいは期間中の来訪者への情報提供、例えば会場案内だとかトイレ案内、商店街の案内などに使えるんじゃないかと。仮に出さないとすると、あそこに落書きされたら結構恥ずかしい状態でオリンピックを迎えることになりますので、景観、環境美化の観点からも何かしら使ったほうがいいんじゃないかなと思っているんですが、この点いかがでしょうか。

◎馬場 産業政策部副参事 電線の地中化により地上に設置される機器、いわゆるトランスボックスというふうに私からは御答弁させていただきますが、今、委員から御紹介のありましたように、各区でも取り組み、あるいは効果があるというふうに認識してございます。

本区におきまして、二〇二〇年に向けましては馬事公苑周辺において、区道六百四十メートルの区間で電線の地中化が予定されていると聞いております。この区間の六カ所にトランスボックスが設置されているというふうに伺っておりまして、会場に足を運ぶ観客に対しても、区の魅力を発信するPR媒体の一つとなり得ると考えてございます。

区といたしましては、来訪される方々に区の魅力を数多く感じていただきながら、区内の町歩きを楽しんでもらうための手法の一つとしまして、馬事公苑周辺も含めたトランスボックスの活用について、関係所管との連携、あるいは設置する事業者との調整などを検討してまいりたいと考えております。

◆おぎのけんじ 委員 ただではないので無尽蔵にやれというつもりはありませんけれども、オリンピック一年前から終了後までとか、まだ東電さんとしても普及促進の段階だと思いますので、ぜひ早いうちにジャッジをして有効活用されることを要望いたします。

続いて、総合窓口改めくみん窓口について伺ってまいります。

過去、総合窓口について、私も何度か取り上げてきたんですけれども、いつまでたっても何がどうなるのか非常にわかりづらいと、区民の方々はわかるんだろうかと、総合と言われたら何でも相談できると思って来てしまいますよねというようなことも指摘してきたわけです。今回くみん窓口にいきなり名称が変わりまして、くみん窓口って余りにも当たり前で、今度は何をしてくれるのか全くわからない方向に行ってしまって、実に混迷極まる事業だなと思ってしまうんですが、これでフィックスということでしたので、これでいくんでしょうけれども、まちづくりセンターが福祉の相談窓口であるということもほとんどの方が御存じないという状況の中で、区民の方々の混乱を助長するだけじゃないかということを大いに危惧している立場から、何点かお聞きしたいと思います。

今回は総合支所の方々がいらしていますので、現場の見方を幾つか伺っていきたいと思いますが、まず総合支所として、これまでの窓口業務の何が問題だと整理をされていますでしょうか。

◎直井 玉川総合支所副支所長 まず、繁忙期というのは、今、三月、四月にかけてそうですけれども、例えば玉川総合支所等々力出張所の窓口は大変混雑している状況が見られております。それがこの繁忙期以外にも、平常期と言われているその他の時期でも年間を通して混雑している状況もあるということで、場合によっては一時間以上お待たせする場合が出てきているということでございます。

ですから、一つは、利用者の待ち時間を軽減したり、あるいは手続の効率化、こういうことを行って、区民の皆さんに迷惑をかけないようにしたいというふうに考えております。

◆おぎのけんじ 委員 ちなみに、待ち時間の把握だとか、あるいは区民の方から窓口業務に関する御要望だとか、クレームといったものは総合支所内でまとめていらっしゃるのでしょうか。

◎直井 玉川総合支所副支所長 窓口に関するデータにつきましては、住民異動届の件数や証明書発行枚数、公的認証手続の件数と窓口取扱件数の日付ごとに集計したものを持っております。それから、区民の方の御意見としましては、利用者の方の意見として、窓口の担当の者が考えているものでございますけれども、先ほどの長時間待たされるとか手続に時間がかかるということ以外にも、窓口の申請場所がどこかわかりにくいとか、申請書の記入の仕方がわかりにくい、あるいは相談時のプライバシーが守れるようにしてほしいなど、御意見、御要望をいただいているというものでございます。

◆おぎのけんじ 委員 そもそもの話なんですけれども、このくみん窓口となった総合窓口構想というのは、総合支所側からの課題意識に対する解決策として出てきたものなのか、それとも本庁からのトップダウンできたということなのか、これはどっちなのでしょうか。

◎直井 玉川総合支所副支所長 これまでちょっと述べたとおり、出張所窓口がかなり混雑しているという状況等ございまして、これらを窓口担当としては早急に改善しなきゃいけない、それから、事務の効率化、区民の利便性向上というものをぜひ実現しなきゃいけない、そういう認識は十分持っております。

◆おぎのけんじ 委員 私は、どうも現場の実情を知らない本庁の方々が絵を描いているから、議会から突っ込まれるたびにこれだけぐらぐらしてしまうんじゃないかと思ってしまうんですよね。逆に現場の課題を積み上げて生まれたものであるならば、こんなことにならなかったと思うんですけれども、実際、総合支所としては七月から稼働して、これまでの課題が解消できるイメージはおありなんでしょうか。

◎直井 玉川総合支所副支所長 七月から実施のくみん窓口開設についてですけれども、例えばフロアマネジャーを配置するということによりまして、区民が必要とする案内が充実します。そして、区民の利便性向上が見込まれます。また、新たな番号発券機システムの導入、集中入力センターの開設による入力作業支援及び証明書発行業務のクイック処理等を行うことによりまして、窓口事務の効率化、待ち時間の短縮が見込まれるというふうに考えております。さらに、窓口のレイアウトの見直し、環境改善によりましては、ユニバーサルデザインやプライバシーへの配慮が図られ、利用者の快適性の向上の効果が見込まれるというふうに考えております。

◆おぎのけんじ 委員 そう言わざるを得ないということはお察ししますけれども、イニシャルコストだけでも三・五億円ぐらいかかると聞きましたが、これで効果がよくわからないでは許されないと思いますので、やるならば徹底した検証を、これは地域行政部になるんだと思いますが、お願いしたいと思います。

それから、九月に改築が始まる玉川総合支所の件で二点お伺いします。

二〇二〇年完成まで仮庁舎が三カ所に分かれるわけなんですけれども、いまだにいつ解体するのか御存じない区民の方ばかりというのが私の実感であります。実際、仮庁舎に移る前にそれなりに広報しておかないと、間違える方が続出すると思うんですけれども、周知方法について今どう考えているのかというのが、まず一点。

それから、庁舎改築に伴ってイベントのようなものを行っているところもありますが、川崎なんかですと、さよならイベントと銘打って見学ツアーとか、あとは落書きをしてもよろしいというような取り組みを派手にやられていたようですけれども、玉川総合支所として何か予定されていらっしゃいますでしょうか。

◎蒲牟田 玉川総合支所地域施設整備担当課長 仮設庁舎移転等の周知につきましては、昨年末からホームページに掲載し、仮設庁舎特集の改築だよりを玉川管内の出張所やまちづくりセンターなどで配布するとともに、町会・自治会など各団体に情報提供したところでございます。今後、案内チラシを五月下旬ころから支所や玉川管内の出張所・まちづくりセンターなどで配布に加えまして、「区のおしらせ」、広報へのポスター掲示、町会・自治会への回覧、東急大井町線などの駅での周知を行う予定となっております。

また、移転直前の八月には、仮設庁舎移転PRイベントを開催するとともに、移転案内とイベント案内チラシを玉川地区全戸への配布を予定してございます。

◆おぎのけんじ 委員 イベントについては、ぜひ最小の経費で実施していただきたいということと、それから、解体後の場所を消防訓練に開放したりしているケースもあるそうですから、ぜひ地域のために最後まで有効活用されることをあわせて要望いたします。

最後に、一昨年の決算特別委員会にて、総合支所でツイッターを始めてはどうかという質問をさせていただきました。そのときの答弁で、広報広聴課と課題を整理し、地域地区の情報発信の仕組み全体の中で検討させていただきたいとあったんですけれども、現時点で検討結果としてはどうなっているのか教えてください。

◎加藤 玉川総合支所地域振興課長 現在区の公式ツイッターでございますけれども、計五部局でアカウントを開設しております。総合支所におきましては、多くの区民にイベントに来場していただけますように、必要に応じまして広報広聴課のアカウントから開催の周知を図ってございます。また区では、土砂災害の危険に関する避難準備情報を発表したときなど、緊急に情報を区民に知らせたいときは危機管理室のアカウントから情報の周知を図っております。

総合支所においても、ツイッターによる情報発信は非常に有効であると認識しておりますので、今後も引き続き、多世代の方のニーズや情報発信のルールなど、広報広聴課とともに課題を整理するなどして検討を進めてまいります。

◆おぎのけんじ 委員 一年半前と余り変わらない答弁で、ちょっと泣きそうになったんですけれども、実際に区民と接しているのはまちセンであり、総合支所の方々だと思いますので、やっぱりもっと地域でのプレゼンスを上げていくべきだと思います。それこそ、さっきの仮庁舎の話ですとか、さよならイベントの告知だとか、そういったものをツイッターで告知をして、保坂区長みたいな人気者にリツイートしてもらえればあっという間に広がりますので、ぜひ活用を検討していただきたいと思いますし、これは全支所横並びでやる必要もないと思いますので、ぜひ玉川総合支所がほかに先駆けて始めていただくことを要望して、私の質問を終わります。